人口は減少しても、美容室はいまだ増加!
【65歳以上女性客の取り込みをいかに考えるか?】
平成26年10月に発表された厚生労働省「衛生行政報告例」より、データをチェックしてみました。
美容室軒数は、大阪府、兵庫県、奈良県ともに昨年より増加。
各府県ともずっと増え続けています。
廃業届が出されていないなど、正確なデータではないかもしれませんが、参考にはなると思います。
美容師数は兵庫県は減少していますが、大阪府、奈良県は増加。
注目すべきデータは、美容室1軒あたりの15歳~64歳女性人口です。
大阪が-5.3ポイント、兵庫が-3.0ポイント、奈良が-3.5ポイント減少しています。
これは、何も手を打たなければ(平均客単価や来店サイクルが変化しなければ)自然に売上がそれくらい下がってしまうということですね。
逆に美容室1軒あたりの65歳以上女性人口は各府県とも増加しています。
超高齢化が進むということはこういうことです。
65歳以上の方をお客さまとして迎える施策をもっと考えるべきです。