パワハラをなくして職場環境を改善する!
【指導のつもりでも、実はハラスメント行為ととらえているかも・・・。】
最近、職場の問題として多く取り沙汰されるのが、ハラスメント(嫌がらせ・いじめ)行為。
セクハラ(セクシャルハラスメント)、マタハラ(マタニティハラスメント)、モラハラ(モラルハラスメント)、パワハラ(パワーハラスメント)・・・などという言葉をよく耳にされると思います。
実際にどんな行為がハラスメント行為なのか?今回はパワハラを取り上げました。
パワハラとは簡単にいうと、「職場の権力(パワー)を利用した嫌がらせ」ということになります。
厚生労働省の資料より、パワハラの行為を6カテゴリー上げていますが、さらに踏み込むと、
①「公開叱責(多数の門前での叱責)、人格否定」
②「感情を丸出しにするモンスター上司、給料泥棒呼ばわりする」
③「退職勧奨や脅し」
④「無視の命令」
⑤「困難な仕事を与えて低評価にする、過剰なノルマ」
⑥「パワハラの訴えを聞き流す」
(厚生労働省指定法人21世紀職業財団による定義)
などの類型があります。約3割の企業で何らかのパワハラ行為があり、そのうち、パワハラを受けた7割の方が精神的な不調を訴えたことがあるとのデータが出ています。
パワハラがある職場環境では、職場全体の士気が下がり、生産性が低下します。
また、当然離職率も上がるでしょう。
パワハラの予防・解決には、トップの意識が重要です。
職場環境に問題がないか、スタッフになにか異変を感じないか、再度チェックしてみてください。