2012年 新春経営セミナー開催

(テーマ)
「サービス・プロフェッショナルの人材育成 ~京都花街の芸舞妓の事例に学ぶ~」

(日時) 2012年 2月 6日(月) 14:00~16:00     大阪市天王寺区東高津町7-11  tel:06-6768-3911 

(参加費) 3,500円/1名様

(会場) たかつガーデン 2F コスモス

(講師) 西尾 久美子氏(京都女子大学 現代社会学部  准教授)
◇プロフィール◇ ( http://www.kyotohanamachi.biz/ )
 京都市生まれ、実家は数代続く米穀商。
 京都府立大学女子短期大学部卒業後、大阪ガス株式会社に勤務。退職後、
 1997年4月滋賀大学経済学部に社会人入学、同2001年3月卒業、
 2006年3月神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(経営学)を取得。
 2006年4月神戸大学大学院経営学研究科助手、同大学院研究科COE研究員を経て、
 2008年4月から現職。専門は、経営組織論、キャリア論。

(内容)
超一流のもてなしを提供する京都花街。
350年以上受け継がれ、現代に脈々と息づいているその根幹にあるのは人材。
「舞妓」を育成するシステムと「一見さんお断り」に象徴されるビジネスシステムの慣行にある。
現在、舞妓を志す若者の多くは京都以外からやってくる全く素人の少女たち。
彼女達は置屋に住み込み、濃密な人間関係の中で京ことばや日本舞踊の立ち振る舞いなど基本技能を学び、わずか1年ほどでプロとしてお座敷にでます。
さらにお座敷では顧客や関係者も巻き込み、徹底したOJTがなされています。
現代の少女たちが厳しい世界である舞妓・芸妓という華やかな職業に憧れ、プロフェッショナルになる育成のプロセスを追いながら、どのような人材育成がなされ、京都花街という異空間の中でお客様に質の高い付加価値のサービスをどう提供しているのか、キャリア形成の視点から人材育成について学びます。
お客様が言語化できない見えないニーズを、美しい形にして提供し続けて今につながる京都花街のあり方は、美容業従事者にも大きなヒントとなるはずです。


「知識を得たいのなら毎日増やせ。知恵を得たいのなら毎日取り除け。」 ~仕事に効く「断捨離」

ネットからの情報収集、ソーシャルメディアでのネットワーク形成などが当たり前になると、インプット量が莫大になり、私の中で水が溢れたような状態になっていました。

身の回りにあるモノ、コトを整理し、何かを捨てていかないとなと思っていた矢先、最近「断捨離」という言葉をよく聞くなと思い、この本を手に取ってみました~。

やましたひでこ
角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
発売日:2011-05-10

「断捨離」の目的は、ご機嫌な場を創って、ご機嫌なくらしをすること。

そのためには、「今」と「自分」という軸を中心に据え、
「不要」「不適」「不快」と思うものを取り除いていくことが必要。

それらを取り除くには、
・3つに分類する
・原因を究明する
・「7・5・1」の法則で総量を規制する
・「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」を認識する
・違和感のセンサーに敏感に反応する・・・

これらを意識すれば俯瞰力が磨かれ「断捨離」力がアップするということである。

日常業務で起こり得る問題をこれらにあてはめて解説。
同じことの繰り返しであるし、若干こじつけな部分もあるが、テーマが一貫しており、時代に合致した内容なので興味深く読めた。

孔子の「論語」より
「知識を得たいのなら、毎日増やしていきなさい。知恵を得たいのなら、毎日取り除いていきなさい。」
う~ん。その通りですね~!


「認められたい」の正体 ~承認不安の時代~

時代に合った切り口と考察が面白い。

「空虚な承認ゲーム」とは言い得て妙。
身近な出来事をみてもこのキーワードが見事に当てはまる。

ミクシィの足跡を気にしたり、
フェイスブックの「いいね」の数を気にしたり、
ツイッターのフォロワー数を気にしたり・・・。

価値観が多様化し、今まで正しいとされてきたことが必ずしも正しくなくなった。
また、政治・マスコミ不信、安全・安心神話の崩壊など、今までよりどころにしてきたものの不信が目立つようになってきた。
人々は頼りにしてきたものをなくし、不安になっている。

今までは、社会が正しいとされてきたことを忠実にこなしていれば、承認欲求は満たされた。しかし、こういった時代になると、いわゆる一般的承認が受けにくくなってしまった。

それゆえ、親和的承認や、集団的承認を求める。
「KY」という言葉が生まれたり、「空虚な承認ゲーム」が身近で沸き起こる・・・。

終始同じ内容の繰り返しではあるが、現代社会の問題点として強く意識させられる一冊である。

<他者の承認の対象>
親和的承認→親や家族、恋人、親友など
集団的承認→同僚、同組織、近所のコミュニティなど所属集団
一般的承認→社会における多くの人々


店員同士で接客を批評する!!

【厳しさが接客意識を高める】

料理が美味しいのは、もはや当たり前。
それ以外のプラスアルファがあるかが繁盛店か否かの分かれ目・・・。
というのが今の飲食業界ですね。

接客レベルはその特に重要なポイント。
明るさ、元気、言葉づかいの良さだけではなく、客の要望を事前に店員が察知し、客に声をかけられる前に行動するという更にレベルの高いサービスを提供して繁盛しているというお店があります。

店員全員がこのレベルに育つのは至難の技。
厳しい姿勢で会社をあげて改革に取り組んでいます。
店舗会議では、社長からアルバイトまで全従業員が参加し、個人の仕事のできを、役職に関係なく全員で指摘しあうとのこと。
他人の落ち度を指摘するので、自分がいい加減な動きをするわけにはいかない。
指摘する側もされる側も接客のレベルが上がるという仕組みです。
真剣で厳しい会議の取り組みが全員の意識を向上、お店のレベルを上げています。

★御店ではいかがでしょうか?★

お店全体の接客力を高める仕組みをお持ちでしょうか?
ミーティングなどでは一方的ではなく、お互いの接客を批評できるほどの緊張感、厳しさも必要でしょう。
ただ、やみくもに問題点を批判するのではなく、良かった面を評価し、共有する雰囲気をつくっていくことが特に重要です。
スタッフ全員に発言をさせることは、責任感を高め、やる気につなげ、店全体の意識を向上させます。

御店のミーティングでは、全てのスタッフが意見を述べる雰囲気はできているでしょうか?