美容業の収益構造を考える~
税理士や公認会計士の集まる最大組織TKCによるデータ(会員企業の統計)
TKC経営指標速報版(サービス業)↓↓
http://www.tkc.co.jp/bast/disp_bast.asp?param=site:zenkokukai,gyosyu:service
の美容業の統計資料によると、
黒字企業の割合は34.6%。
サービス業のなかでは、下から5番目に黒字企業が少ない(理容業は下から2番目)というデータ。
逆に言うと約3軒に2軒は赤字決算を出しているということになります。
以下は、黒字企業の平均データです。
平均売上高 118,254千円
対前年売上高比率 104.3%
限界利益率 84.8%
※固定費
人件費 47,970千円
労働分配率 47.8%
その他の固定費 46,152 千円
経常利益 6,140千円
売上高経常利益率 5.2%
損益分岐点比率 93.9%
※生産性(月/人)
1人当り売上高 629千円
1人当り限界利益 533千円
1人当り人件費 255千円
平均従業員数は、15.7人ですから大型サロンが中心のデータです。
御店のデータと比べていかがでしょうか?
従業員規模が違うと収益構造も多少変わりますが、目安にはなると思います。
まずはデータから御店の問題点や課題を見つけてみてください。